2017年 05月 25日
森の散歩 |
少し前ですが、家族で森の散歩にでかけてきました。
実は散策道の入り口の看板に熊目撃情報が寄せられていたので、ちょっとドキドキだったのですが(笑)
こちらはナースログ。
以前 にもご紹介しましたが、こちらの森には散策道の途中、こうした倒れた木から新しい生命が芽吹いているものをたくさん見かけます。倒木を除去するのではなく、そのままにしておくことにより、倒木が栄養となり微生物が生息します。倒れたあとでも、次の世代を育てるために栄養となり朽ちていく。だからナースログと呼ばれます。自然がリサイクルのシステムで成り立っていることがよくわかります。
森の中では様々なキノコも見られます
枯れてしまったけれどもまだ立っている木も散策道に危険がなければ、こうしてそのままの状態で維持されています。
そういった木たちを、こちらではハビタットツリーと呼びます。枯れて柔らかくなった樹皮には虫が住み着き、その虫を狙って小動物や鳥たちがやってきて、その居住地になったりするからです。
パシフィックノースウェストの森は、こうして自然のままの形を残そうと努める人間たちの手によっても守られていることがわかります。
最後に記念写真(笑)
ほんの1週間前くらいまでは、森の中こんな厚手のコートを着ていたんですよ。
にほんブログ村
by wilmslow
| 2017-05-25 04:51
| アメリカ生活