選挙が終わった後の周りの反応 |
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2016年 11月 16日
月曜日の朝、こちらの学校関係のアメリカ人友達と朝食にでかけ、やっぱり選挙の話になりました。 一人は『勿論、私はトランプを選んでいないし、彼が言っていることをサポートはできないけれども、もう選ばれたものは仕方がない。彼にチャンスをあげればいいのよ。まだ彼が何かをしでかしたわけでもないし、大丈夫よ』という一言に、日曜日の晩に見たテレビ番組を思い出しました。 それは「Last week tonight with John Oliver」のトークショ―。 『大丈夫、彼にチャンスをあげましょう』 『まだ大統領として1日も仕事をはじめていないではないか』 『彼にチャンスを与えよう。結局は彼が成功すれば、私達アメリカ人も成功するのだから』 などと真顔で言うコメンティタ―やニュースキャスター達を、John Oliverは全て皮肉って 『たとえば、僕達が飛行機に乗ってるとするよ、それで、もしも僕達が乗っている飛行機のパイロットがウォンバット(コアラっぽい動物です、笑)だったというのがわかって、それで、うわっ、どうする?こんな状況好きじゃないよ!どうしてこんなになっっちゃったのかわからないよ!とんでもない大惨事になっちゃうに決まってるだろう!うわっあ、でもほらウォンバット!僕達が間違ってるって証明してくれ~!!と、言ってるようなものだよ』というようなシーンがありました。 トランプ氏をウォンバットに置き換えて、アメリカ国民が彼(ウォンバット)の操縦する飛行機に乗っているようなものだ、と皮肉っているわけですね。 カフェで友人の話を聞きながら、私は内心ちょっぴり吹き出しそうになりました。 彼女はきっと昨晩のJohn Oliverのショ―は見てないんだろうな、と。 John Oliverはイギリス人なのですが、アメリカに移民していて、彼は脚本家でもあり、コメディアンでもあり政治評論家でもあり、とにかく多才な人です。様々な社会問題に対する彼の強烈なブラックジョークがおもしろくて、時間がある時に見るようになりました。毎回、かなりの割合で大爆笑しています(笑)。 『楽観的であるということは、いいことだと思うよ。でも、でも気をつけないといけない。楽観的にみることで、彼を普通の人物だと錯覚してしまうんだ。でも彼は普通じゃないんだ。普通じゃない!』 アメリカ在住の方は多分、youtubeでもみられると思いますので、興味がある方は是非ご覧ください。11月13日付のショ―です。 私の周囲では、このように楽観的にとらえる人達と、本気で怒っている人達に分かれています。でも大多数が楽観的にとらえる方です。本気で怒っている友人は週末のデモに参加したようです。 私のある友人の母は、ずっと共和党だったそうです。 ガールスカウトのリーダーを長年務めてきた人です。 でも、不愉快な女性蔑視の発言が多いトランプ氏に、今年だけはどうしても票を入れることはできない。 今年は初めて民主党を応援していると言っていました。 『母が共和党を応援しない日がくるだなんて、ありえないのよ!』と選挙前に私の友人は言っていました。 さて、揺れ動くアメリカ このままどうなるのか、わかりません 今日は久しぶりに庭にでました。 すると、楓の落ち葉の下で気の早いヘレボルスが咲いているのを発見 静かに、美しく、そこに佇んでいる風景を見て、なんだかちょっとほっとしたひと時でした。 人間界の騒動に関係なく、植物たちは生きているんだなぁと さぁ、私も本腰を入れて、義家族を迎える準備にとりかからねば! 下の応援ボタンをポチッと押してもらえると、とっても嬉しいです。ありがとうございます。 ↓ アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ
by wilmslow
| 2016-11-16 02:35
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