2016年 02月 12日
アメリカの学校のこと |
上の子が高学年になってから、遠ざかっていた学校でのボランティア活動。
下の子が小学校に入ってから、また始まっています。
今週は、バレンタインデーも近いので、毎日学校。。。
昨日は体育のクラスのボランティアだったのですが、朝起きると体中が痛くて、「あれ、なんでだろう?」と思ったら昨日の体育のクラスのせいだと気がつきました。
あぁ~、年をとってからの子育ては体力勝負(笑)
アメリカはどれだけ親が学校に関わっているかで、学校のランキングにも顕著に現れますから(アメリカには公立校も学校ランキングがあります。schooldigger.comなどのサイトでも調べられますよ)、ボランティア活動がわりと重要なのですよね。
ランキングには様々な要素が含まれていますが、学校を取り囲んでいる色々な環境もみてとれます。
州統一テストの結果、白人、有色人種の割合、先生と生徒との比率、公費給食率(低所得者地域では政府からの無料配布給食率が高いです)などなど。
子供がいる家庭で、住む家を探すときに、それらを全て考慮して、更に実際に学校を見て、それから決めるということもわりと普通です。PTAの力が強いということは、それだけ学校教育に熱心な親が多いということ。そして勿論、勉強だけではなく、レックと呼ばれる地域で行われるスポーツ(サッカー、野球、バスケ)も全て親がボランティアでコーチをしていたり。だから学校ランキングの高い地域は、自然と家の値段もあがってきます。
ボランティア活動は本当に様々です。どんな活動でも、貢献できます。でも、できない人とかしたくない人、もいるわけです。そういった方達でも学校への寄付はできるわけです。
アメリカの公立学校では学校が始まった最初の数カ月にこれから一年間の学校活動のための寄付金をつのります。これも、政府からの教育費が少ないため、学校側が子供達の教育を守るためにうちだした自衛手段でもあります。
それでおもしろいのが、テキサス州だったかしら、以前フェイスブックで取り上げられていたPTAからの寄付金要請の手紙。
①私はお菓子作りをしません、だからこの15ドルをお菓子セールの寄付金にしてください
②ラッピングペーパーを売るために、友達や家族、同僚に聞いてまわるなんてできません(←モノを販売して売上金が学校寄付になる)。だからこの25ドルを寄付金にしてください
③歩いたり、走ったり、泳いだり、とにかくスポーツをするなんてとんでもないです。だからこの50ドルで、生徒達に無料のTシャツを作るための寄付金につかってください
と、まぁこんな形で寄付金の金額を選択できるPTAの手紙がでまわったそうです。このあと確か100ドルくらいまで項目がありました。
ボランティア活動をしないなら、せめて寄付金をという気持ちの現れでしょうが、さすがアメリカ、すごいなって思いました。
これを笑って読むか、顔をしかめるか、は、あなたのユーモア次第(笑)
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by wilmslow
| 2016-02-12 04:32
| アメリカ生活